2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

The Diary of a Nobody(George and Weedon Grossmith)

前エントリで少し触れたのでジョージ&ウィードン・グロスミスのThe Diary of a Nobodyを取り上げます。 The Diary of a Nobodyは1888年にパンチ誌で連載され1892年に出版されたユーモア小説です。しがない事務員のチャールズ・プーター氏が郊外にちょっとし…

新訳『ボートの三人男 もちろん犬も』(ジェローム・K・ジェローム)

まさか新訳が出るとは思ってもみなかったジェローム・K・ジェロームの『ボートの三人男』(小山太一訳、光文社、2018年)を読みました。 ヴィクトリア時代イギリスで、三人の男と一匹の犬がテムズ川をボートで上っていく珍道中を描いたユーモア小説の古典で…